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透明人間の描き方
2021年10月14日
本日ご紹介するのはこちら。

ウメ星デンカ「とうめい太郎」(「小学一年生」1969年3月号)の原画常設展示「名作まんがの数々」で紹介している
『ウメ星デンカ』から「とうめい太郎」の原画です。このお話は、からだの色をすいとって
太郎が透明人間になるお話。原画の外側に鉛筆で書かれた文字があります。

「太郎は透明人間 線は細く、ベタなし
色は後ろの色をそのまま」先生が書き添えたアシスタントさんへの指示でしょうか。

太郎の後ろにいる、お妃と比べると
先生の指示通り、太郎の線が細く描かれているのがわかります。また、指示書きの「ベタ」とは、色を塗りつぶすこと。
本来は色を塗らないはずだった太郎に、
完成された作品には色が塗られています。制作の過程で、色が加えられたのでしょうか。
原画が完成するまでの様子が、身近に感じますね。 -
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