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直筆の文字
2021年12月18日
現在開館中の「藤子・F・不二雄原画展 時間旅行~過去・未来~」では、
『ドラえもん』の「タイム・ルーム 昔のカキの物語」原画が展示されています。のび太くんが、昔家の庭に柿の木があったことを思い出し、柿の実をどっさり手に入れて
しずかちゃんにあげようと、
「タイム・ルーム」を使って過去へ時間旅行するお話です。原画では、ところどころセリフの文字が
はがれて読みづらくなっています。でも、ちょっと待ってください。
フキダシの中にうっすら見えている文字は、
先生が鉛筆で書いたセリフなんです。接着剤の経年劣化で、あとから貼り付けた印刷用の文字が落ちてしまうことが
ありますが、それは、先生直筆文字を見るチャンスでもあるのです。ぜひ注目してみてくださいね。
生徒さん達が いっぱい
2021年12月12日
「どこからお越しになられましたか?」の問いかけに
「福井県からです!」と元気なお返事をくださったのは、
福井県立羽水高等学校の皆さん。
修学旅行でいらしたとのことです。藤子・F・不二雄先生の数々の作品や愛用品などを前に
真剣に展示ケースをのぞき込む姿、
一つひとつ 原画に頷いている姿・・・
皆さんとても熱心に展示をご覧になっていました。原画展「時間旅行~過去・未来~」では、
『ドラえもん』の原画はもちろんのこと、
F先生が描くSF(すこし・ふしぎ)な時間旅行の世界を
じっくり楽しんでいただいたようです。ご来館 ありがとうございました。
5周年記念原画展「ゲラゲラ笑える話」最終日が近づく!
2021年11月11日
たくさんの皆さんにご観覧いただきました
5周年記念原画展「ゲラゲラ笑える話」第3期の展示も
会期終了日が近づいて参りました。もう、お楽しみいただけましたでしょうか?
落語が大好きで、落語を聞きながら
まんがを描くことも多かったという先生の
さまざまな笑いをちりばめられた原画展となっています。5周年記念原画展「ゲラゲラ笑える話」は、11月28日(日)が最終日です。
あと約1カ月、ふるさとギャラリーならではの原画展をお見逃しなく!芸術の秋を目で、耳で
2021年10月31日
ぐっと寒くなると、あぁ秋が深まっているなと感じますね。
さて秋といえば、ふるさとギャラリーはもちろん芸術の秋。
ということで、本日取り上げたい展示作品はこちら。先生の手作り「反射幻燈機」を再現し、
『ふるさと高岡の記憶』として
約4分間の映像を見ることができます。ここでは、昭和初期の高岡の風景と、先生のまんが家になる夢を
写真と言葉と共につづったふるさとギャラリーならではの映像を公開しています。映像はもちろん、映像と合わせて流れる音楽も
とても素敵な音色なんですよ♪なんとお客様の中には、「曲のタイトルを知りたい」と
おたずねになられる方もいるほど。しかし、この音楽はこの映像のためだけに作られたもので、
残念ながら、曲のタイトルといえるものはないのです。この映像と音楽を鑑賞できるのは、ふるさとギャラリーだけ。
ぜひ、芸術の秋を目で、耳で、お楽しみください。透明人間の描き方
2021年10月14日
本日ご紹介するのはこちら。
ウメ星デンカ「とうめい太郎」(「小学一年生」1969年3月号)の原画常設展示「名作まんがの数々」で紹介している
『ウメ星デンカ』から「とうめい太郎」の原画です。このお話は、からだの色をすいとって
太郎が透明人間になるお話。原画の外側に鉛筆で書かれた文字があります。
「太郎は透明人間 線は細く、ベタなし
色は後ろの色をそのまま」先生が書き添えたアシスタントさんへの指示でしょうか。
太郎の後ろにいる、お妃と比べると
先生の指示通り、太郎の線が細く描かれているのがわかります。また、指示書きの「ベタ」とは、色を塗りつぶすこと。
本来は色を塗らないはずだった太郎に、
完成された作品には色が塗られています。制作の過程で、色が加えられたのでしょうか。
原画が完成するまでの様子が、身近に感じますね。 -
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