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おしらせ

  • 透明人間の描き方

    2021年10月14日

    本日ご紹介するのはこちら。


    ウメ星デンカ「とうめい太郎」(「小学一年生」1969年3月号)の原画

    常設展示「名作まんがの数々」で紹介している
    『ウメ星デンカ』から「とうめい太郎」の原画です。

    このお話は、からだの色をすいとって
    太郎が透明人間になるお話。

     

    原画の外側に鉛筆で書かれた文字があります。

    「太郎は透明人間 線は細く、ベタなし
     色は後ろの色をそのまま」

    先生が書き添えたアシスタントさんへの指示でしょうか。

    太郎の後ろにいる、お妃と比べると
    先生の指示通り、太郎の線が細く描かれているのがわかります。

    また、指示書きの「ベタ」とは、色を塗りつぶすこと。
    本来は色を塗らないはずだった太郎に、
    完成された作品には色が塗られています。

    制作の過程で、色が加えられたのでしょうか。
    原画が完成するまでの様子が、身近に感じますね。

    現在、好評開催中の5周年記念原画展「ゲラゲラ笑える話」から原画をご紹介。
    第3期の展示作品の中には、1点だけカラーの原画があります。


    新オバケのQ太郎「ヨットをうかべよう」(「幼稚園」1971年7月号)の原画

    新オバケのQ太郎「ヨットをうかべよう」の作品。
    こちらのページは、見開きで描かれています。

    幼児誌掲載の作品で、小さな子にも読みやすいよう、
    大きいコマやシンプルな構成で描かれています。

    まるいコマもかわいいですね♪

    ヨットを浮かべる場所に困ったQ太郎が、
    弟のO次郎のために自分の口でヨットを浮かべるお話です。

    食べるのが大好きなQ太郎が、あわてたり怒ったりしながらも
    ガマンしている姿は、O次郎へのやさしさを感じますね。

    きれいな色合いで丁寧に描かれているので必見です。
    ぜひ、間近でご覧ください。

    5周年記念原画展「ゲラゲラ笑える話」第3期も、
    すべての作品は、本物の原画で展示中です。

    原画では、絵を切り取って修正したり、
    コマを追加したり順番を変えたあとを観察することができます。

    ぜひ、目を凝らしてみてください。

    「良質な娯楽を提供したい」と話されていた先生の原画を
    生でご覧くださいませ。

    ※なお、原画の状態によって、予告なく複製原画へと変更することがございますので、予めご了承ください。

    9月14日(火)より、企画展示室では
    5周年記念原画展「ゲラゲラ笑える話」第3期がスタートしております。

    第3期では、ドラえもん「好きでたまらニャい」やキテレツ大百科「失恋はラブミ膏」をはじめ、
    今期もゲラゲラ笑える話の原画を展示しています。

    ◯第3期:令和3年8月31日(火)~11月28日(日)(予定)

    ・ドラえもん「好きでたまらニャい」
    ・ドラえもん「ああ、好き、好き、好き!」
    ・チンプイ「ライバルかんげいします」
    ・パーマン「パー子のすきな人」
    ・新オバケのQ太郎「U子なんか大きらい」
    ・キテレツ大百科「失恋はラブミ膏」

     などから36点

    ぜひ原画でお楽しみください♪

    開館のお知らせ

    2021年09月11日

    日頃より、高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーを
    ご愛顧いただきありがとうございます。

    当ギャラリーは、新型コロナウイルス感染症の予防対策を講じたうえで、
    9月14日(火)から再開館いたします。

    予防対策に伴い、ご来館の皆さまにはご不便をおかけしますが、
    何卒ご理解、ご協力くださいますようお願い申し上げます。

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  • 高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーに関するお問い合わせ :
  • 0766-20-1170

  • info@fujiko-artgallery.jp

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