本日ご紹介するのは、現在開催中の学年別ドラえもん展の展示作品、
「小学五年生」の１９８０年４月号の作品 「ガンファイターのび太」。
このお話では、かっこいいガンマンのび太くんの姿が見られますよ！

大全集 ドラえもん ９巻「ガンファイターのび太」の原画

自分の特技を活かそうとドラえもんに内緒で
西部劇の時代にタイムスリップしたのび太くん。

恐怖で 震えながら、大量の汗をかきながらも
逃げ出さずに立ち向かう姿が見られます。

西部劇といえば、先生の数ある趣味の一つ。
原画から、１９世紀のアメリカ西部の雰囲気が伝わってきますね！

８月７日は、のび太くんの誕生日♪

ドラえもん５０周年記念「学年別ドラえもん展 －のび太と一緒に大きくなった私たち－」では、
１９７０年１月号に連載された「ドラえもん第一話」が、
企画展示室のエントランスで紹介されています。

中でも注目なのは、「ドラえもん」と出会ったときの「のび太」のリアクション！
読者の年れいに合わせて、のび太くんの反応が違うんです。

よいこに連載された「ドラえもんあげる」では、
机から飛び出したドラえもんとセワシくんに対して、
両手を前に出して逃げています。

小学三年生に連載された「机からとび出したドラえもん」では、
後ろから「オッス。」と声をかけられて、この表情(笑)

また、小学四年生に連載された「未来の国からはるばると」では、
「ワッ」という、大きいセリフと共に
のび太くんが、両手を大きくひろげて飛び上がっている姿も。

注目は「のび太」でした。
ぜひ皆さんも、いろいろな姿ののび太くんをご確認くださいませ。

本日は、常設展示の「まんが家、藤子・F・不二雄」のコーナーから、
「アイデアノート」にご注目！

こちらは、大長編ドラえもん『のび太と夢幻三剣士』に描かれたアイデアが詰まったノートです。
ギッシリと書かれたノートの上段には、あのキャラクターが！

物語の中では、人間に化けて、のび太を夢の世界へ誘った「トリホー」が描かれています。

この作品の重要な役割をはたしています。

詳しくは、大長編 ドラえもん ５巻『のび太と夢幻三剣士』を読んでみてください♪

７月２１日（火）から「学年別ドラえもん展」の後期が始まっています！

後期では、小学一年生から小学三年生までの作品は、
原画で１話まるごと読むことが出来るようになっていますよ♪

さて本日ご紹介するのは、「小学六年生」の１９８０年４月号の作品 「めだちライトで人気者」
登場する人気アイドル「星野スミレ」にご注目！

大全集 ドラえもん ８巻「めだちライトで人気者」の原画

星野スミレちゃんといえば、
『パーマン』でお馴染みの「パーマン３号（パー子）」ですね！

スミレちゃんと一緒に海を見に来たのび太が拾ったペンダントには、
なんと「パーマン１号」である須羽みつ夫くんの姿が……！

「今は遠い世界へ行ってるけど
　でも……いつかきっと帰ってくるわ」

大人になったスミレちゃんが、「パーマン１号」に対する一途な思いを
のび太にそっとうちあけているシーンには、パー子の深い愛情を感じます。

２０１９年１１月２９日（金）から開催された
「学年別ドラえもん展」前期の展示も、７月１９日（日）が最終日となっております。
これまで、

・小学一年生「どうぶつごヘッドホン」

・小学二年生「うちでの小づち」

・小学三年生「夜を売ります」

・小学四年生「人間うつしはおそろしい」

・小学五年生「カネバチはよく働く」

の原画作品をブログ内で、紹介してきました。

残念ながら、すべての作品を紹介することは出来なかったのですが、
まだご覧になっていない方には、上記のリンク先からも作品をお楽しみいただけます！

前期「学年別ドラえもん展」へご来館を予定されている方は、お急ぎくださいませ。 

いよいよ７月２１日（火）からは、後期の展示がはじまります。お楽しみに！