どこでもドアをくぐって右手にある「ごあいさつ」には、
角に模様（もよう）が描かれています。

こんな何気ない模様なのですが、近くで見てみると……

先生の仕事道具である「カブラペン」と「羽ぼうき」
そして、アルファベットの大文字「Ｆ」の筆記体（ひっきたい）が隠れているんです！

筆記体とは、一筆書きのように文字を続けて書くアルファベットの書体のこと。

現在では、パソコンの普及もあり、
日本だけでなくアメリカでも、あまり使われていないのだとか。

模様の中に隠された文字に気付けたらカッコイイかも？
ぜひ見つけてみてくださいね♪

９月３日は、ドラえもんの誕生日ですね♪

本日は、お祝いの心を込めて
ギャラリーで開催中の企画展「Ｆのロボ友 原画展」とともに、
「ドラえもん」の原画にまつわるお話をしたいと思います。

こちらは白黒印刷用に作られたはずの原画。

大全集 ドラえもん ２巻「ミチビキエンゼル」の原画

青の色鉛筆を使って、ドラえもんや背景に
色づけされている部分があります。

これは、白黒でもドラえもんの色を表現できるよう、
印刷所で網掛け（あみかけ）の処理をしてもらうための指示なんだそうです。

網掛けする前の作品は、大全集 ドラえもんで。
網掛けした後の作品は、てんとう虫コミックスで見ることができます。

コミックスでは見ることが出来ない原画ならではの魅力
ぜひご覧くださいね♪

それでは改めまして、ドラえもん！お誕生日おめでとう！！

本日は、常設展示室の「愛用の仕事道具」というコーナーにある展示中の

先生のペンについてお話ししたいと思います。

注目したいのは画面中央にあります、白と黒が特徴的な“つけペン”。
先端にインクを付けて使います。

まんが家さんが一般的に使われているつけペンは、
持ち手の部分である「ペン軸」と「ペン先」に別れます。

そのペン先にもいくつかの種類があり、
先生が好んで使われていたという「カブラペン」は、
つけペンそのものではなく、ペン先の種類のことなのです。

※カブラペンの入ったケース

ペン先の種類やメーカーによっても、
線の太さや硬さ、強弱などの違いがあり、
中でもこちらのカブラペンが、
先生の温かみのある作品を産み出すのに一役かっていたんですね♪

実際に先生が手にされていた愛用の仕事道具の数々、
ぜひ間近でご覧ください！

ふるさとギャラリーのマークといえば、こちら。

ふわふわのフキダシマーク。

実は、万葉線の最寄り駅である“志貴野中学校前駅”から
ふるさとギャラリーへ向かう地下道の入口や歩道には、
このマークが道しるべとして表示されています。

場所は、地下道の入口の壁に１か所。歩道の路面標示は６か所。

志貴野中学校前からギャラリーまでは、徒歩１０分ほど。

ふわふわのフキダシマークをたよりに
お車などにお気を付けて、ご来館くださいませね♪

「Fのロボ友 原画展」後期の中から、
本日ご紹介いたしますのは、夏にぴったりのこちら
『キテレツ大百科』のコロ助が登場する原画。

大全集 キテレツ大百科 ２巻「海底の五憶円」の原画

水遊びのために、部屋の前であれこれと考えたり、
一生懸命（いっしょうけんめい）に、うき輪を膨らませたりと
コロ助の表情豊かな姿を見ることができます。

ぜひ間近でご覧くださいませ。